Sep 11, 2010
断熱材を使用したエコハウス
エコハウスという建物には、さまざまな工夫が施されています。例えば、壁に断熱材を使用すると、夏には外で日光の暑さを防ぎ、冬は室内の暖かさを逃さない効果が高くなります。そのため、エアコンを多用しなくても、少ないエネルギーで快適に過ごすことができます。また、窓の部分にも特殊なサッシとガラスを使用して、よりも断熱効果の高いエコハウスに仕上げることができます。身の回りのことに他の人々外の条件を持っていた友人の一人。仕事の都合でシンガポールに赴任になったときにこだわりの注文家具新居をコーディネートしています。元のセンスのいい人なので、部屋全体のコーディネートは抜群。細部までこだわったオーダー家具はやっぱり素敵。しかし、見るのと使うのは違うのでしょう。椅子の座り心地は決してよくないテーブルの高さが微妙に使い勝手が悪い。本人には言えないだろうが、使用にはイマイチの家具ばかりでした。
【人気商品開発ヒストリー】
大成建設の新しい高層ビルの解体技術「テコレップシステム」が環境保全の観点から注目を集めている。ビルの最上階(屋上)をフタ代わりにして、解体作業中に生じる騒音や粉塵(ふんじん)をビル内にとじこめる奇想天外のアイデアだ。工期も15%短縮できる。東日本大震災の避難所にもなった「グランドプリンスホテル赤坂」(通称・赤プリ)の解体にも適用されることが決まり、大成ではこれをテコに受注拡大を狙っている。
「ビル解体時の騒音や粉塵発生を防ぐには密閉空間が望ましい」
大成建設・建築技術開発部の市原英樹次長は、従来のビル解体時の課題を解決するにはこの方法しかないと考えていた。
解体作業をどう密閉状態で行うのか。社内ではさまざまなアイデアが浮上したが、コストとの見合いなどから次々に消えていった。手探り状態が続く中、ある時、ふと出された発想に、技術陣は快哉(かいさい)をあげそうになった。
それは既存ビルの最上階をフタ代わりに使う発想だった。解体工事は、壊して更地にするのが最終的な目的で、余分なコストがかかる新規部材はなるべく減らす必要がある。屋上がフタになれば、新規に持ち込む部材が減る。コスト面の問題を解決する可能性も見えた。
「この技術を確立すれば、近隣住民への安心・安全の確保につながる」。市原次長はそう確信した。
これまでの解体技術では、コンクリートをカニの爪のように挟んで砕く「クラッシャー」と呼ばれる重機を屋上に載せて、最上階から1階ずつ壊していくのが主流だった。建物の外側に仮設足場や防音パネルを設置する必要がある。建物の天井が抜けているため、騒音や粉塵の飛散も避けられない。
一方、大成建設が「テコレップ」と名付けた技術は、既存の建物の最上階の屋根をフタ代わりに使う。各フロアをジャッキで支えながら、ビルを上から解体する。密閉状態の中で1階ずつ解体でき、分解されたパーツはクレーンで保護しながら、ビル内から荷降ろしするため、粉塵や部材の飛散や落下をゼロにできる。騒音や振動も減らせる。
天候や風に左右されることもなく、連日の作業が可能だ。シミュレーションによると、工期をそれまでより約15%短くする効果も期待できる。解体に関するすべての課題を克服した夢の技術といえた。
しかし、技術確立に向けた道のりは、平坦(へいたん)ではなかった。実現するためには、300程度にのぼる技術の集約が必要なことが分かった。とくに、フタをした内側で分解したパーツを降ろすためのクレーンの置き場所が大きな問題だった。通常の手法では屋外にクレーンを設置し、解体したコンクリートや鉄骨を地表まで運ぶ。そのクレーンを室内にどう設置するか。
技術陣は配置方法やセンサーの組み合わせなどで対処。室内で自由に動かせる仕組みをつくるまでには「基本設計に半年、完成までには1年かかった」(萱嶋誠課長)。
試行錯誤の末、昨年2月に技術を確立。大成建設は、この技術を高さ100メートル以上の超高層ビルの解体向けに適用することを決めた。上空は風が強く、高さが100メートルを超えると、地上の数倍になる。仮設足場や防音パネルなどの設置や撤去の作業で危険性が高まるうえ、仮設費用も高層ほど高くなり、利点を生かせるからだ。
こうした特徴が評価され、東京・大手町で高さ105メートルのビルの解体工事を受注。さらに高さ約140メートルの赤プリの解体工事も受注した。赤プリ解体は国内建設会社が手がけるビル解体工事では過去最大。話題性は申し分ない。
大成建設は、7月から解体準備に着手、来年5月から約10カ月かけて解体する。
真四角のビルではなく、「ク」の字形でギザギザな特異な形状で決して簡単な工事ではないが「難しい工事に適用することで、さらにこの技術が他社にまねできない差別化要素になる」(市原次長)と言い切る。今後、世界の200〜300メートル級の大型ビルの解体工事の受注も視野に入れる。
大成建設の究極の目的は、壊す技術でまず解体受注を取り、跡地に新設されるビルの受注を取ることにある。そのためにも「超高層解体なら大成建設、といわれるまで技術を高めたい」。市原次長の視線はさらに先を向く。(今井裕治)
【用語解説】テコレップシステム
大成建設が開発した超高層ビルの解体技術。既存屋根を有効利用し、閉鎖された空間の中で新築工事を「巻き戻し再生」するように、内部の●体(くたい)・仕上げや設備機器を分解する。コストは従来の解体方法とほぼ同等だが、密閉空間で作業するため、部材の飛散や落下のほか、粉塵の飛散、騒音・振動といった問題を改善できるという特徴がある。新世代の解体技術として超高層ビルでの普及を目指している。テコレップは「タイセイ(T) エコロジカル(ECO) リプロダクション(REP)」の、それぞれの文字を取った略語という。
●=躯の区を區に
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