Mar 07, 2009
今はプレマのショッピング
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統一地方選後半戦の幕が上がった17日、県内では長崎、佐世保の両市長選と、長崎、佐世保、大村の3市議選が告示され、7日間の選挙戦が始まった。長崎市長選には新人で前市副議長の中田剛氏(67)=共産=▽現職の田上富久氏(54)=無所属=▽新人で前市教育長の太田雅英氏(63)=同=が立候補し、三つどもえの展開。佐世保市長選は、現職の朝長則男氏(62)=無所属=と、新人で郷土史家の前川雅夫氏(65)=同=の一騎打ち。東日本大震災の影響が全国に及ぶ中、それぞれの地域の課題にどう臨むか、政策論争が期待される。【下原知広】
◆長崎市長選立候補者(届け出順)
◇全国に誇れる福祉都市を??中田候補
中田剛氏は午前9時半、城山町の市議候補事務所前で「平和都市、文化都市に加え、全国に誇れる福祉都市・長崎を創りたい」と第一声を上げた。
中田氏は、市が昨年作成した防災マップで、M6・9規模の地震では長崎駅周辺が最も大きく揺れることを明記していることを指摘。「液状化現象も心配される一番危険な場所にどうして県庁を移さないといけないのか」と魚市跡地への県庁舎移転に改めて反対。「先が見えない新幹線(長崎ルート)や駅周辺整備事業などをやめ、暮らしや福祉、災害に強い長崎を」と訴えた。【蒲原明佳】
◇交流する街、進化させる??田上候補
田上富久氏は新地町の湊公園で第一声。長崎ランタンフェスティバルのメーン会場での出陣式は田上氏本人が希望したといい「官民一緒になって盛り上げ、長崎の一大行事に成長した。まさに『市民力』の場所、協働の場所。ここから7日間の選挙戦をスタートできることをうれしく思う」と語った。
伊藤一長前市長の銃撃事件からの補充立候補にも触れ「4年前、長崎を新しい時代に合う街にしたいという強い思いで立候補した。変化の時代に皆さんと、人、物、情報がダイナミックに交流する街に進化させたい」と述べた。【錦織祐一】
◇市民目線で街づくりを??太田候補
太田雅英氏は午前10時、長崎港を望む元船町の広場で出陣式。応援に駆け付けた新県議の小森明人氏は「伊藤一長前市長の全幅の信頼を得た、前市長の遺志を引き継ぐ候補」と紹介した。
太田氏は「市民の目線が大事。これで街づくりをしていかなければ、長崎の街は4年後は埋没してしまう」と危機感を表明。そのため副市長に民間人を起用するとともに、未来の長崎を担う子供たちの教育に力を注ぐと強調。現職候補と同じ行政マン出身だが「市民目線で仕事をするかしないか。大事な対立軸だ」と違いを訴えた。【阿部義正】
◆佐世保市長選立候補者(届け出順)
◇産業振興図り雇用創出??朝長候補
朝長則男氏は午前9時、下京町の四ケ町商店街アーケード入り口で出陣式。民主、自民の地元選出国会議員の他、多くの県議、市議らが来援した。
宮島大典衆院議員(民主)は「古里の発展のため朝長市長を支え、力を合わせて頑張っていく」と声を張り上げた。
朝長氏は「産業振興を図り、雇用を生み出し、繁栄に導いていきたい。進化する佐世保づくりを進める」と決意表明。米海軍艦船の寄港が急増している基地問題については「マイナスととらえず、活用しながら共存共生の街づくりをしたい」と述べた。【山下誠吾】
◇原子力艦船の寄港反対??前川候補
市長選3度目の挑戦となる前川雅夫氏は、今回初めて棚方町に構えた選挙事務所前で第一声を上げた。
「市民の借金として負担になる」と石木ダム建設反対を掲げた他、福島第1原発事故を例に「放射線の影響を受けるのは赤ちゃんや子供で、取り返しがつかない事故を起こす前にやめてもらいたい」と述べ、米海軍の原子力潜水艦・空母の佐世保寄港反対と、同市中心部が約40キロ圏内に入る玄海原発(佐賀県玄海町)の廃止を訴えていくと強調した。選挙カーでの名前の連呼などはせず、街頭演説や個人演説会で支持を訴える。【野呂賢治】
◆3市議選に129人
長崎、佐世保、大村の3市議選は総定数101に計129人が立候補した。内訳は現職83人、元職10人、新人36人で、うち女性は10人。党派別では、無所属が70人と最も多く、次いで民主17人、自民16人、公明12人、共産8人、社民6人となった。
●長崎市議選
◇52人が立候補
長崎市議選には、前回選より10人少ない52人が立候補。1市7町の合併(05?06年)後の前回は、特例で旧町選挙区(各町定数1)が設けられたが今回は全市1区の選挙。市域が1・7倍に広がる一方、定数は合併特例や条例改正で11減り40に。候補者の内訳は、現職33人▽元職2人▽新人17人。党派別では、民主が公認・推薦合わせて13人、その他の党は公認のみで自民6人▽公明6人▽共産4人▽社民2人。
●佐世保市議選
◇旧町長も出馬
佐世保市議選は定数36に現職30人▽元職4人▽新人12人??の計46人が立候補した。前回に比べ4人少ない。党派別では、民主6人▽自民8人▽公明4人▽共産2人▽社民4人▽無所属22人。女性候補は4人。
江迎、鹿町両町の編入合併後初の選挙だが、定数は同じ。旧町からは町長や町議経験者ら計6人が立候補した。旧市部の各候補者も市内全域で声をからして支持を訴えた。
●大村市議選
◇少数激戦に
大村市議選には、定数25に、31人が立候補した。36人が立候補した前回と比べ、少数激戦になった。
内訳は現職20人▽元職4人▽新人7人。党派別では民主1人▽自民、公明、共産各2人▽無所属24人。県議経験者や昨年10月の市長選に出馬した市議長経験者ら知名度ある元職の出馬で、更に激しい選挙戦となりそうだ。
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◇長崎市長選立候補者(届け出順)
中田剛(なかた・ごう) 67 共新
[元]市副議長▽市原水協理事▽党県委員[歴]三菱重工長崎造船所社員▽三菱造船技術学校
田上富久(たうえ・とみひさ) 54 無現(1)
県市長会長▽九州市長会副会長▽日本非核宣言自治体協議会長[歴]市課長▽九大
太田雅英(おおた・まさひで) 63 無新
[元]市教育長[歴]市原爆被爆対策部長・企画部長▽市社会福祉事業団理事長▽佐賀大
◇佐世保市長選立候補者(届け出順)
朝長則男(ともなが・のりお) 62 無現(1)
全国基地協議会長[歴]佐世保JC理事長▽市議2期▽県議4期▽社会福祉法人理事長▽青学大
前川雅夫(まえかわ・まさお) 65 無新
郷土史家▽保育園理事[歴]県立大非常勤講師▽佐世保地区合同労組職員▽佐賀大
〔長崎版〕
4月18日朝刊
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